どうも、おっさんです。
報道によると、埼玉西武ライオンズの山川穂高選手が今日、フェニックス・リーグの試合で実戦に復帰しました。
山川選手は20代女性に性的な暴行をした疑いで5月に書類送検されましたが、嫌疑不十分で不起訴となりました。
それでも山川選手は妻帯者であるため不貞行為であることには変わりなく、山川選手には球団からは無期限の1、2軍の公式試合出場停止の処分を科されていました。
ただし、若手中心の教育リーグであるフェニックス・リーグは公式戦ではないため、球団と協議した上で参加したということです。
5ヶ月ぶりの実戦で、報道によると観客からは拍手も起きたといいます。
とはいえ、当然ながら厳しい声も多く、山川選手は針のむしろの心境だったと思います。
ただ、バウアー投手の記事でも触れましたが、山川選手も有罪の司法判断が出たわけではありません。だから犯罪者のように扱うのはおかしいし、下手をすれば却って人権問題にもなりかねません。
だから山川選手が自ら引退しない限り、いつかは実戦に復帰するのは自然なことで、その来たるべき日が今日だったということですね。
が、違法ではなくても社会通念上批判されても仕方のない行動があったのも事実で、それが野球で好成績を残せば帳消しになるという考え方も違うと思います。
私は山川選手が野球を続けることは否定しませんが、不法行為に手を染めた償いは必要でしょう。
しかし、その「償い」とは野球で好成績をあげることでは決してなく、山川穂高という人間の生き方そのもので償っていくしかないと思います。
人間、誰しも過ちを犯す事はあります。
大切なのはその後ではないでしょうか。
過ちを改むるに憚る事なかれ、といいます。
私は山川穂高という人を応援します。
ただし、野球選手としてではなく、人として。